世界保健機関 (WHO) でも正式に病気と位置づけられた
ゲーム障害。
なお
ゲーム障害の定義みたいなんがあって
ゲームをする時間や頻度を自分で制御できず、
ほかの活動よりもゲームを優先させる程度が甚だしいこと。
そして
日常生活に悪影響が生じていてもゲームを続ける、または増やす。
こんな特徴があるそうです。
世界中でこの問題について研究され
なんとか対応しようと頑張ってはおるんですが、
正直、現段階では何も手立てがない・・・
これが現実みたいです。
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2011年、日本で初めて
『インターネット依存症の』専門外来を立ち上げた
久里浜医療センター院長の樋口 進 先生のお話によると、
公的な相談窓口はあっても
専門家もいないケースも多々あるし、
そもそも
公的な相談窓口がない状況が大多数らしいです。
スクールカウンセラーも学校に配備されつつありますが、
ほんとうの意味でゲームやネットの依存性を理解して
対応できる人も限られている・・・
各都道府県にある精神保健福祉センターでも
似たようなもんなんだそうです・・・
そういう意味では
専門家の育成を急いで
早期の依存の段階で相談を受け付けられ
治療につなげられる仕組みを国を挙げて作ってかないとイカンと。
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かく言う
久里浜医療センターでも
毎年、260人くらいの新規の患者さんを受け入れとるけど、
実数はその数倍から10数倍ほどの依頼があるんじゃが
受け入れられないため断っている現状があるそうです。。。
さらに
専門家と呼ばれるお医者さんも
これまで成人の依存症を相手にしとることがほとんどで
未成年の子どもたちの依存症に慣れとらんことが多いとのこと。
もちろん
大人のゲーム依存症もいらっしゃるんじゃけど、
子どもの依存症がどんどん増えてきとる中で
ほんとうに人材育成が必要じゃと。
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医療側としてはそういった問題、
つまり
相談窓口の設置や対応できる人材の育成、
治療ガイドラインなどを策定して
ある程度、誰でも治療できる方向性を打ち出していかないとイケないと。
さらに
我々、一般人としては
ゲーム依存症を作りにくい環境を知って
子どもをゲーム依存症にさせないこと。
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この両輪が必要になってくると。
どんな依存症にしても
始める時期が早ければ早いほど
依存になりやすく、深く根深いものになりやすいそうです。
ですから、
ゲームやスマホに触れる時期をできるだけ遅らせること。
さらに
スマホを子どもに買い与える時にはルールを決めること。
やり出せば際限なくどこでもやっちゃうので
一日の使用時間や使うアプリを決めるなど
それを守らなければ
取り上げることも有効とのこと。
とくに
依存傾向がまだ軽い状況、
あるいは
まだ親の言うことを聞く状況がある場合には、
一定期間、
取り上げることも有効に作用すると。
ただその時に大事なのは
いきなり取り上げるのではなく、
取り上げる理由や取り上げる期間、
返す時の条件などを明確にして本人に伝えること。
この辺りがポイントらしいですよ。
親がしっかりと計画を練った上で、
計画的に取り上げることは教育上も効果的なんですって。
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現段階では治療法がまだなく、
相談する場所も限られるなど
なかなか手の打ちようがない現状。
親御さんが我が子を守るしかない。
まだまだ未解明な部分がありますが、
できることからまずははじめて・・・
なんて思ぅとったら
うちの子、今朝も早ぅからスマホ見とるわ・・・
やべぇなぁ。。。
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