2017年には、
がん治療や美容目的で他人の臍帯血 (さいたいけつ) を
無届けで投与したとして、
再生医療安全性確保法違反容疑で
東京都内のクリニックの医師らが逮捕された。
共同通信より抜粋
大阪医科大学の元講師が在職中に、
国に必要な届け出などをせずに
脂肪幹細胞を人に投与する再生医療を行った疑いがあるとして、
大阪府警が、大阪医大や元講師の関係先などを
再生医療安全性確保法違反容疑で9月に家宅捜査したことが
捜査関係者への取材でわかった。
朝日新聞より抜粋
人工多能性幹細胞、iPS細胞の治療は
世界的な注目を集める再生医療の代表格です。
目の網膜なんかでは臨床実験が巧く進んどって
実用化が目の前になってきよるし、
その他の臓器でも
iPS細胞を応用した治療が徐々に進んできとることは
みなさんもなんとなくご存知じゃないでしょうか。
ほいじゃが
民間で実施されとる再生医療は
脂肪幹細胞を用いて美容などを目的に行われるケースが多い･･･
簡単に言ゃぁ
お金になりやすい医療ね。
医療界の夢とか悲願とは
ちょっとかけ離れとる感じです･･･
iPS細胞ってのは
様々な組織に分化していろいろな可能性を秘めとります。
なんなら
この技術が一般化されてくると
これまでの医療がひっくり返るくらいと言われとります。
じゃって
これまでの医療のように薬で治療してくって話から
悪い部品を交換すりゃぁ問題がなくなることも多いから。
ただその裏側には
iPS細胞を開発した山中 伸弥 教授自身も不安視しとるように
神の領域に踏み込んでえぇのか？みたいな問題もありますし、
まだまだ技術的に
安全性まで確立したとは言えん状況があります。
それだけに
少なくとも現段階では
専門家による審査や国への届け出をせんと
実施できんようになっとります｡｡｡
ほいじゃが
金が絡むと
そんな倫理とか関係なくやる人っておるんですよねぇ｡｡｡
ほいで
それを求める方もいらっしゃるってことですよ。
脂肪幹細胞を用いた美容医療ってのは
専門家によっては『根拠が乏しい』という方もいらっしゃるそうです。
それに
最新の医療技術ってのは
ものすごい効果があるかもしれん反面、
副作用などまだまだ分からんことも多いじゃろぅにねぇ｡｡｡
それでも
求める側もおるんですよねぇ｡｡｡
まぁこういうことですよ。
世の中なんて･･･
技術なんて人のためばかりに使われる訳じゃない。
いつの時代でも
人の幸か不幸かなんて考えず
金のために使われることも多い。
それを止める手立てもワシにはありません･･･
お伝えするのみで
ひとりでも理解してくださる方がいらっしゃれば｡｡｡
それだけの気持ちしかないです･･･
ほいで
自分だけは倫理にもとらん行動を･･･
それだけは忘れずにやってきたいなと｡｡｡
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