過日、
田代 まさし容疑者が覚せい剤絡みで5度目の逮捕され、
同じ日に
プロスノーボーダーの国母 和宏容疑者が
大麻の密輸で逮捕され・・・
まだまだ
世の中には薬物がまん延しとるってことでしょうよね。。。
日本の話ではないんですが、
アメリカでは
医療用麻薬、オピオイドを含んだ鎮痛剤の依存症が社会問題化しており、
9月には
この種の鎮痛剤を販売する米製薬大手のバーデュー・ファーマが
米連邦裁判所に破産申請を申請したそうです。
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全米の州などから訴訟が起こされとって
このままこの種の鎮痛剤を販売し続けることは不可能じゃし
全米各地で起こされた訴訟に到底、耐えきれないということで
会社を清算することになったと。。。
すごいことですよね。
元はと言えば
医療に必要な薬を販売している会社です。
別に
闇社会の話ではない。
ただ
依存症のリスクを十分に説明せずに販売を続けて来たと批判され、
全米の州や市などから
依存症患者の治療費支払いなどを求める訴訟が相次いで起こされたんです。
その賠償額があまりに巨額なため
支払は困難と判断して破産申請したと。。。
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この破産に絡んで提供できる資産額は
合計100億ドル、日本円で1兆700億円。
創業家のサックラ一家も
最低30億ドル (3,200億円)を寄附して、
依存症患者の治療費などとして提供するとの
和解案を原告側に提示しているそうです。
一部では
『破産申請は訴訟逃れ』などとの強い反発も受けており、
連邦裁判所が
どのような判断を下すかは注目すべき話じゃそうですが、
闇社会の話でもないのに
海外ではこういった事例が出てきている・・・
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田代 まさし容疑者が5度も逮捕された経緯を
『やっぱりか・・・』などという感想で
終わらせちゃイケンと思うんですよ。
前にもお話しさせてもろぅたけど、
依存症ってものは
治らないと考えた方がえぇくらいなんかも。
『今日はガマンできた』を日、一日、
一生、繰り返す作業であると。
法を犯したことを
許すべきとは思いませんが、
それと同時に
どう治療していくか?を社会的に整備していかんと
同じ事が繰り返されるだけなんじゃないか?
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ワシも薬剤師として
子どもらに薬の恐さをお話しする機会がありますが、
実際にわが身で経験した訳じゃないで
本当の恐ろしさを実感としては持ってない訳です。
ある意味、
田代 まさし容疑者の姿を見てゾッとしているだけなのです。
もちろん
依存症を克服して頑張っておられる方もいらっしゃる。
そういう方達はなんで成功して?
そうじゃない方達はなんで繰り返すのか?
医学的、科学的にその辺りを研究して
社会全体として
依存症を克服するシステムを構築していかんとイケンのんじゃないかな。
いち個人として
何ができる訳じゃないですが、
薬の恐さを
みなさまに知ってもらう努力を
物質の専門家として訴えることくらいはしていこうかなと。。。
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