銀色の深鍋の中で
じりじりと何かが油に熱せられる音が広がる。
待つこと数分、引き上げられたのは
こんがりとしたきつね色の衣をまとった
長さ5センチほどのチキンナゲットだった。
共同通信社より抜粋
記者さんがこう書くと
絵が頭に思い浮かびますね♪
文章が上手だなぁ・・・
みなさんは
チキンナゲットお好きですか?
子どもは好きな子が多いですよね。
ワシも時々、
某大手外食チェーンのチキンナゲットを
子どもから奪い取って食べることがあります。
たまに食べると美味しいです。
いたって
何の変哲も感じられんチキンナゲットの話をなんでしよるんか?と言ぅと、
実はこの記事に出てくるチキンナゲット、
鶏の細胞を取り出して培養液の中で増やして作り上げた
培養肉だからなんです。
養鶏場ではなく
研究室生まれの
なんなら
試験管生まれの肉なんですって。
そのお味は
かんでみると
肉汁は少なめだが、しっかりとした弾力がある。
歯触りが軽く、いくつでも食べられそうだ。
鼻の奥を抜ける風味は、
慣れ親しんだ、いつもの鶏肉のものだ。
同・共同通信より抜粋
ですって。
培養肉が
世間に登場したのが2013年。
英国ロンドンで
牛の筋肉の幹細胞を培養して作ったハンバーガーが
報道陣に公開されて世界に衝撃を与えました。
ただ
この時のお味はあまりに人工的なために
怪物の名前になぞらえ『フランケンシュタイン・バーガー』なんて
批判も浴びたそうです。
2019年の世界の人口は77億人。
これが
2050年には100億人を超える勢いだと。
発展途上国の経済発展で
急増しとる肉の需要などを考えると
世界の食糧事情はひっ迫してくるそうです。
食肉になる動物の飼育には
大量の水や飼料を必要とするし、
食卓に上るまでには大がかりな輸送も必要。
そうなると
トラックなどから二酸化炭素が排出されるし、
牛や羊のゲップには
二酸化炭素の20倍を超える強力な温室効果ガスのメタンも出てくる。
今の感じで
100億人の胃袋を肉で満たすことは不可能と・・・
こういった意味でも
培養肉は自然に対して低負荷で生産性も高いそうです。
安全性に関しても
ヘタに露地で育てるよりもある意味、安心だとか。
これからの時代は
こういった要因などから
培養肉が普及してくるんでしょうねぇ。。。
って、
こんなんで
人間は本当に健康になれるんか?
そんな風に思っちゃう。。。
人間は自然に生かされとる。
そんな人間は
なるべく自然な物を口にする方がきっと健康には良い。
旬を外したものよりも
手間暇かけたハウス栽培の物よりも
その土地の水を吸ってお日様をしっかり浴びた
旬の時期の自然な物を口にするのがいちばんえぇハズ!
培養肉ともなれば
お日様はおろか外の空気も吸うとらん。
そんな食べ物に
生命力なんて宿っとらんでしょ。
それじゃ
人間が口にしても
元気も出にくいようなね・・・
人間が生きてくには
カロリーや栄養素だけじゃダメじゃと思うんですよ。。。
まぁ
食糧需給の問題って簡単な話じゃないんで
簡単に解決はせんじゃろぅし、
こういう流れも
致し方ない面もあるんじゃろぅが、
なるべくなら
旬にできたなるべく自然な物を口にしたいもんですよね。。。
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