人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を再生医療用に備蓄し、
研究機関などに提供する京都大iPS細胞研究所の『ストック事業』で、
出荷されたiPS細胞を他の細胞に分化させた際、
がん化を引き起こす可能性がある遺伝子異常などが
一部で発生していたことが、同研究所への取材で分かった。
共同通信社より抜粋
こんな記事が新聞の載っていました。
記事によりますと、
27株のiPS細胞をこれまでに提供して、
提供先で目的とする細胞にそれぞれ分化させとるんですが、
そのうち2株から
分化させた細胞の一部で
がん化を引き起こす可能性がある
遺伝子異常や染色体異常が確認されたと。
なんか難しい話になってますが、
iPS細胞ってのは夢のような細胞で、
身体の中のいろんな細胞に変身できる細胞なんよね。
つまり
iPS細胞を目的の細胞に変身させてその細胞で臓器を作れば
たとえばこれまで移植じゃないと助からんかった人が
人工的に作った臓器を入れ替えれば助かるようになる♪と。
ほいじゃが
その変身させる過程でがんになる可能性が出てきたと・・・
そんな感じの話です。
今回
専門家が問題視しとるんが、
分配先の研究機関やら分配する容れ物によって
異なる異常が生じたり異常の有無が違った点らしいです。
こんなことじゃぁ
iPS細胞の安全性が担保できないじゃないかと。
えっ! 当たり前じゃん・・・
これは別に
iPS細胞に限らず
細胞培養をするにあたって当たり前の事実のような・・・
大学、大学院と
がん細胞を使った実験をしよったんですけど、
細胞を培養する条件を確立するところから実験が始まるんですよ。
培養する条件が変わってくると
細胞は変わってくるもんなんです。
iPS細胞の場合、
ゆくゆくは分化させた細胞を人に使っていく訳だから
慎重にならざるを得んのはそりゃぁそうなんですけど、
この新聞記事の話だけで
騒ぐことは何もなくって
むしろ
こういうことが起こり得るんで
今の段階ではそういうことも含めて
検討中と言ぅか確かめよるんじゃない???
こういった事例を踏まえて
改善してくとか新しい発見をしてくんが研究ですから。
研究なんて
おそらく90%くらい失敗の連続なんですよ。
失敗というか
最初に目論んでたことと違う結果が出てくることばかりで
むしろ
100ある道の99個が目論見通りじゃないから
残った最後の1個が正しい研究結果だったみたいな世界。
それを失敗とか大問題だなんて言ぅとったら
研究は進まない・・・
そりゃぁたまには世紀の発見が
1個目の道で見つかることもあるんでしょうが・・・
これを記事にした方は
研究したことない方なんかな???
それとも
これで騒ぐことでiPS細胞研究のマル秘な処を
世間に差し出せ!っていう変な圧力とかなんかな???
こんなことで
どうこう慌てんでくださいね。
研究は道半ば。
これから
こういった問題をひとつひとつていねいに潰して
問題のないものを作り上げていってくれるハズ。
個人的には
iPS細胞には期待してるんで♪
これが実用化されてきたら
医療の世界がひっくり返るくらいの話なんで。
そんな時代になっても
ワシは東洋医学をやりよるでしょうけど・・・
ってか、
死ぬまでに実用化されとるかな??? (笑)
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