医療の世界では
ここ数年、問題になっとる
ポリファーマシー問題。
直訳すると
たくさんの薬。
治療方法によっては
多剤を併用することもあり
それ自体が悪いってコトじゃないんですが、
漫然と多剤を併用しとるケースでは
副作用が恐いんですね・・・
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たとえば
年齢を重ねていくと持病を複数抱えることもある。
そういった時に
〇〇科ではこの薬、△△科ではこの薬、□□科ではこの薬。
なんて具合に複数の科から薬が処方され、
その科の間できちんと連携が取れてたり
お医者さんが薬の相互作用なんかに注意を払って
飲み合わせの悪い薬なんかは出さなけりゃ問題も減るんですが
相互に連携が取れとらんと
薬どうしがバッティングしたりする。。。
中でも
よぅあってけっこう恐い話が
複数の睡眠薬の処方。
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あっちの病院と
こっちの病院で同じ薬が処方され
患者さんは倍の量を飲んでたりね・・・
ひとつの病院で
効き目が悪いけぇか何種類、薬出しとんや!ってな
雑な病院があるんも現実です・・・
それで
身体の調子が悪い・・・
ってね。
当たり前ですよ・・・
でもこれが現実・・・
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それを防いでいこうと
様々な取り組みが各地で行われとる中で
昨年の9月から岡山大学病院では
『睡眠薬の生理に関する専門外来』
通称
『睡眠薬ポリファーマシー外来』が開設されとるそうです。
複数の睡眠薬を
長期服用しとって患者さんを
外来で診察しよるんじゃそうですが、
お医者さん、薬剤師さん、看護師さんらで構成する
精神科リエゾンチームがカンファレンスを実施して
最適な薬物療法を話し合ぅて
薬の減量や中止、多剤への変更などを
患者さんなどに提案するんですって。
なんか横文字が多ゅぅて
意味不明になりつつありますが、
要するに
いろんな専門家がいろんな立場から意見を出して
いちばんえぇんじゃないか?
ってやり方を提案してくれるんでしょう。
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ちなみに
リエゾンチーム:『橋渡しをするチーム』
カンファレンス:『会議・協議』
ですって・・・
こういうことって
とっても大切なんじゃけど、
東洋医学的に考えてみたら
眠れない理由を探して寝られるようにしてあげれば良い。
と考える。
そうすれば
そもそも睡眠薬が要らんじゃんと。
寝られないって理由は多岐に渡るんで
確かに一筋縄ではないですけど、
中には
昼間にウトウトし過ぎて
夜、眠くないけぇ寝られんだけ・・・
なんていう症例すらあります。
これなんか
治療も薬も必要ないですよね。。。
日中、コタツに座ってテレビ見ながら
ウトウトしちゃう生活を見直せば
夜、寝られるようになる訳です。
さらに歳を重ねると
身体を動かさんくなるし
頭もあまり使わんってこともある。
そりゃぁ
肉体的に疲れとらんけぇ
長い時間寝る必要がないんよね・・・
そうすりゃぁ
8時間も寝られん訳です。
歳を重ねれば
朝、早く目が覚めるんも
東洋医学的に診たらある程度、当たり前な話じゃし。
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患者さんの生活にもちょっとお邪魔して
そういう問題点を患者さんといっしょに見つけ出しながら、
必要とあれば
身体を整える治療も併せてしていくし、
生活の改善もご提案させていただく訳です。
これが
東洋医学のやり方。
はりやおきゅう、漢方薬だけで治す訳じゃない。
これで
薬が必要なくなる方も多いし、
お守り代わりに
数ヶ月に一度だけ薬を処方してもらって
持っとくだけの方も多いです。
そうすりゃぁ
そもそも多剤併用がなくなる。
東洋医学で
昨今の大きな医療問題にも寄与できると思っています。
もしご興味がわきましたら
いつでもお気軽にご相談ください♪
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