新型コロナウイルスの感染拡大にともない
みなさんにも知られるようになった
医療崩壊。
Wikipediaには
安定的・継続的な医療提供体制が成り立たなくなる
ことって書いてありました。
ちなみに
この言葉、俗語なんですってね。
正式な辞書への掲載は
現時点で見付けられませんでした･･･
感染防護具などの医療物資の不足をはじめ
感染者の治療に追われた医療従事者の疲弊など
様々な理由が挙げられますが･･･
ちょっとだけ
誤解されてませんか？
医療崩壊して困るのは
新型コロナウイルスの治療が
できんくなることだけじゃない！
という意味では、
感染者が減ってきて
新型コロナについてはひと息付けとるように思うかもしれんけど、
水面下ではすでに
医療崩壊は起き始めとるかも･･･
って事態なんです。
高度医療を担う特定機能病院に承認されている
全国86の医療機関を対象に、
新型コロナウイルス感染拡大の影響を尋ねた共同通信の調査で、
本来の役割である高度医療に支障が出ているとの回答が、
全体の3割超の29病院に上ることが、分かった。
新型コロナウイルスがこれだけ流行ったことで
みなさんが手洗いやうがいを頑張って
インフルエンザなんかは病人の数が確実に減りました。
じゃけど
新型コロナが流行ろうが流行るまいが
他の病気は普通にある訳です｡｡｡
でも
お医者さんや看護師さん達が新型コロナの対応に追われ
他の病棟からも応援に駆け付けてたりすると、
普通にある他の病気が
不要不急になってしもぅとる･･･
普通にある他の病気に
人手や病床、医療機器を割けんくなってしもぅとる･･･
これも
医療崩壊の一端なんです｡｡｡
とくに
特定機能病院なんてのは
今回の新型コロナについては
いの一番に動き始めた所も多いんじゃないでしょうかね･･･
でも
それまでに
この特定機能病院で
普通にある他の病気の治療を受けてた患者さん達は
後回しにされたりする･･･
もちろん
それを防ぐために
感染症対応する地域の病院を絞って
そうじゃない病院に患者さんには回ってもらったり
なるべく医療崩壊せんような
作戦は採られてますけどね･･･
それでも
どこかにしわ寄せは来る訳です･･･
もちろんね
こんな事態ですから
患者さんも事情を飲み込んでくれて
待ってくださったり
他の病院に移ってくれたり
協力もしてくださっとるんで
なんとかギリギリの線で
保てとるんじゃないかと思いますが、
もしご自身が
普通にある他の病気じゃったら
ちょっと焦りませんか？
たとえば
普通にある他の病気で手術して
数日、入院する状態なら
仕事を休んで
家の雑務を整理して
入院・手術に向けて準備をしてくと思います。
そういったものが
突然、ひっくり返される訳ですから、
いら立ちを覚えることも
あるかもしれない｡｡｡
こんな時だから
致し方ない面はありますよ。
でも
焦ったり、いら立ったりがあっても当然ですよね。
そうならないためにも
少し、落ち着きを取り戻したいま、
次への備えを着々と進めといて
そういった想いをする人を
ひとりでも減らせるようにしとかんと。
そんな風に思うんです。
じゃ、何が準備できるんか？
これまでの新しい生活様式で身に付けてきたことを
ひとつひとつていねいに暮らしてくこと。
そうやって抵抗力を落とさず
なるべく新型コロナにやられんように
ひとりひとりが備えておくことが
何よりも大切なんじゃないかなと。
いっときのような
完全なる自粛はせんでえぇけど
自粛解除で一気に緩まんように･･･
手洗い・うがいに
きちんと食べてしっかり寝る。
当たり前になったことを、
習慣として身に付いたことを
淡々と続けていきましょうよ！
ってことを
お伝えしたいんです。
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