エタノールに
界面活性剤、次亜塩素酸水。。。
新型コロナが流行しだしてから
いろんな消毒液の名前がたくさん現れて
あれは効くだの
これは効かんだの
いろんな情報が錯綜し
結局、何でどう消毒すればえぇん?
という疑問が
一般市民には分かりにくい・・・
そんな疑問に
今日はお応えしてみようと。
まずは
手指消毒について。
何をおいても
まずは流水で手を洗うこと。
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石けんで洗うだの
エタノールが効くだの
次亜塩素酸水が良いだの言う前に
流水で洗い流せば
かなりの量のウイルスや雑菌がおらんくなる。
逆にこれをせずに
他のものやっても効果は薄い・・・
きちゃない手に
アルコール塗りたくっても効き目は下がる。
まずは
流水で洗い流してから。
その時に
界面活性剤、つまりは石けんを使えば
新型コロナウイルスをぶっ壊しやすいんで効果的ですが、
毎度、毎度、石けんで手洗いしよったら
手の脂を落とし過ぎて手荒れの原因になって
手荒れしとる部分に
逆にウイルスが入り込みやすいんでご注意ください!!
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次亜塩素酸水が
手指消毒に効果があるって言ぅてますけど、
これは
特殊な装置でその場で作ったもののみ
効果があるんであって、
ボトルに入って売っとる様なヤツは
ハイター(漂白剤)で手を洗いよるようなもんなんで
手荒れと言うよりも
手をケガさせるようなもんよ・・・
手洗いの後に
エタノールを刷り込めばさらに効果は高いんですが、
これも手荒れの原因になるんで
食事の前くらいでえぇんじゃないでしょうか。
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まぁ
流水で30秒以上、ていねいに洗い流しとけば
その必要もほぼナイと言えますけどね。
ちなみに
消毒に使うエタノールは
アルコール濃度が
70〜95%くらいのものがベスト。
60%以上でも
一定の効果があると言われていますが、
どんな濃度にせよ
ベチャベチャになるくらい手を浸さんと意味はない。
ペペッと着けて
ササッと手もみするくらいならあんま意味ないけぇ
手荒れもするしあんまやらん方がえぇくらい。
テーブルやドアノブなど
モノの消毒には
塩素系漂白剤、
つまりはハイターを薄めたもんか
界面活性剤、
つまりは石けんを薄めた石けん水で
拭き上げること。
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漂白剤は
エタノールの効きにくいノロウイルスなんかにも効くんで
モノの消毒には大変効果的なんですが、
金属を腐食させるんで
漂白剤で拭いた後にもう一度、乾拭きが必要です。
口に入る可能性のある食器類は
80℃以上の湯に10分以上さらすのが良いかと。
漂白剤で洗い残しがあったら
食べ物に匂いが付いて
非常にまずい食事になりますんで
お湯の方がオススメかな。
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ほいで
世間を騒がせた
次亜塩素酸水。
これは先ほどもお話しましたが、
特別な装置でその場で作ったもののみ
手指消毒にもモノの消毒にも効果があることになっております。
ボトルに入って売っとるようなモノは
あれは漂白剤を薄めてペーハー(pH)を合わせとるもので
要するに
漂白剤みたいなもんなんで
漂白剤と同じように慎重に扱ってください。
ゴム手袋して
なるべく吸わないように換気を良くしてやらんと
気分悪ぅなったり喘息みたいになったりしますよ。
しかも
特別な装置で作った次亜塩素酸水も
モノの汚れを取った上で
ジャブジャブになるくらいにして拭き掃除をするか、
20秒以上掛け流さんと
消毒効果はないですから、
一般市民が家庭で使うことは
実際、不可能でございます。
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同様に
空間除菌とか言ぅて
部屋に噴霧しても消毒効果はございません!!
なんなら
噴霧について言えば
消毒液を空間噴霧すると
人体に有害な可能性があるとして
世界保健機関(WHO)はオススメしておりません。
ですから
業者さんが完全防備して
ウイルスで汚染された部屋を消毒するためならアリですが、
空間噴霧は
素人は絶対やらんで!ください。
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ということで、
まとめてみますと・・・
手指消毒は
流水で洗い流してエタノールまで。
洗う時に
石けんを使ぅてもえぇけど
手荒れにご注意!!
モノの消毒には
漂白剤か石けん水を薄めた物で
ていねいに拭き掃除。
空間噴霧は
素人は手を出すな!
こんな感じでどうでしょうか。
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エタノールも
そう頻繁に使わんでえぇですよ。
やるなら
食事前くらいでえぇんじゃないですか?
しかも扱い方間違えたら
ヤケドとか火事の原因になるけぇ
一般の方は必要ないと思いますがね。
医学的には。
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