これからの季節、
カゼの患者さんが増えてきますねぇ・・・
それに加えて
今年は新型コロナという強者の存在がありますから
病院では
カゼか?新型コロナか?と、
戦々恐々となることでしょうね・・・
一般的なカゼで
症状もよっぽどでなければ
病院に行ってもたいした治療がないのが現状で
熱が出たから病院へ!って感覚に
昔から違和感がない訳じゃなかった・・・
とは言え、
医療人として薬局に勤めたり
お医者さんや病院の立場を知る身としては
秋〜冬の間に
カゼの患者さんがほとんど来られない・・・
となると、経営上の大問題なんで
大きな声で
そんなことは言えません。。。
大人な対応って
そういうことだと思うんです。
四十路を越えたワシは
もう十分、大人じゃし・・・
さて
そんなカゼのお話。
英オックスフォード大学医学部のHibatullah Abuelgasim 氏らが
『BMJ Evidence-Based Medicine』8月18日オンライン版に
報告したものによりますと・・・
咳止めシロップや感冒薬および抗アレルギー薬、鎮痛薬などによる
“通常のケア”を受けた成人や小児と比べ、
蜂蜜を摂取した成人や小児の方が、
咳の重症度や頻度が低かった。
ハチミツが
のどに良いってのは
なんとなく聞いたことあると思います。
こういうのを
民間療法って言ぅんでしょうけど、
その歴史を紐解いてみると
おそらく数百年、いや千年単位のレベルで
語り継がれてきた話じゃないでしょうかね。
日本国内では
薬機法という法律で
薬として承認されてない限り
『ハチミツが喉に効く!』
とは言い切れないんですが、
多くの人がなんとなくは知っとる
周知の事実と言いますか。
今回の研究では
いわゆる一般的なケアよりも
カゼによる諸症状の改善、
とくに
咳の重症度と頻度の軽減に
有意な結果が見られたと。
ただ
比較する対象が少なかったりしたので
エビデンスがある!とまでは言い切れないけどね。
って感じでした。
民間療法が主で
しっかりとした研究はまだなされてないってのが
現状なんでしょうが、
ハチミツには
抗菌作用や抗炎症作用があるって言われています。
そのほとんがウイルスで起こるカゼに
抗菌作用は必須じゃないでしょうけど、
それでも
病院でいただくカゼに効くわけでもない
抗生物質のように
お腹の中の必要な細菌まで皆殺しにして
グチャグチャにする可能性は低いし、
日常的に
普通に食べよるものですから
安全性が高いことだけは言い切れますよ。
それに
めちゃくちゃ効かんかったとしても
多少なりとも効果があるってんなら
試してみる価値はある!!
とは、
思いませんか???
今回の研究では
病院での一般的なケアよりも咳を楽にしてくれる
ってことじゃし。
個人的には
喉が痛いとか咳が出やすい時に
1cm角の大根の角切りにハチミツを垂らして
半日〜1日くらい漬けたものを
喉をゆっくり通すように舐めたりするんですよ。
大根の汁にも
炎症を抑えてくれる作用があって
ハチミツとのダブルパンチでけっこう楽になる印象です。
味は
大根エキスが入る分、
美味しいとは言えんですが・・・
あっ、でも、
マズい程でもないですよ♪
病院へ行けばなんとかしてくれる!
って思い込んでる方って
ほんと、最近は多いですけど、
カゼに限って言えば
実はあんまり治療法はないんです。
しんどい症状を軽くするだけで、
カゼを治してるのはあなた自身の免疫力。
そういう意味では
東洋医学で免疫力を高める方が
カゼはきれいに治っていく♪
あとは
こういった民間療法なんかも併せて
家でゆっくり寝るに限る!!
今年の冬は
新型コロナでてんやわんやになるでしょうから、
そこまでひどくない症状に留まっとる内は
まずはこういった民間療法で様子を見て
お時間があれば
東洋医学で免疫力上げて
それでも
おかしいようなら病院へ連絡してみる。
こういった順番で
セルフケアを実践してみてはいかがでしょうか?
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
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