日本産科婦人科学会(日産婦)は、
重い遺伝性の病気が子どもに遺伝しないように
受精卵を選ぶ
着床前診断について
検査する対象疾患を拡大する案を提示したそうです。
この手の問題、
これまでも何度か取り上げてきましたが、
着床前診断で
何をするかと言いますと、
体外受精させた受精卵から一部の細胞を取りだして
特定の病気に関わる異常を調べる検査。
異常が見つかれば
お母さんのお腹には戻さないと。
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そうすることで
健康な子どもを望む
カップルの願いを叶えられるようになると。
その点だけを言ゃぁ
現時点では治療法もない難しい遺伝性の病気を持った
子どもが生まれてくる可能性がグッと減る訳ですから
えぇような気がするんですが、
一方で
命の選別につながりかねない
という問題が出てくる。
子どもを願う親御さんであれば
誰しもが健康な我が子を願う気持ちは変わりないでしょう。
でも
そうじゃなかった時、
そういった子は
要らん子なんですか?
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極端に言ゃぁ
そういうことになりませんか?
実際、
この世に生を受けて
産み落とされる前の話なんで
そんなに難しぅ考えることはないんじゃないか?
なんてご意見もあるでしょう。
でも
個人的には
受精卵を選ぶってのは
それと同じことじゃと思うんです。
生まれつきの病気があっても
何かしら障害を持って生まれても
ひとり、ひとり大切な命。
ほいじゃが
そういう子どもを排除するような考え方に
だんだん向かってくような危うさを感じるんです。
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誰しもが
健康な我が子を願う気持ちは変わりないでしょう。
それは
痛いほど分かるんです。
そうならないことも現実としてある訳で
産み落とした子に遺伝させた
みたいに苦しむ親御さんの苦しい気持ちも分かる。
それでも
命の選別につながるってことは
めぐりめぐって
差別心みたいなものを助長させてしまうんじゃないか・・・
技術的にできるからやるで
えぇんでしょうか?
どうも
腑に落ちんのですよねぇ。。。
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