迷走神経。
12対ある脳神経のひとつで
第10脳神経とも呼ばれとって
副交感神経のひとつ。
脳神経の中で
脳からダイレクトに末梢まで届く唯一の神経で
たくさん枝分かれしその走行も複雑なんで
『迷走』神経と呼ばれてます。
で、
この迷走神経を直接、刺激する療法を
迷走神経刺激療法(VNS)って呼ぶんだそうですが、
難治性のてんかんに
この治療方法を使うことがあるそう。
脳卒中になると後遺症で
腕の運動機能障害が出ることって
けっこう多いんですけど、
このリハビリに組み合わせると
腕の機能に改善がみられたと。
科学雑誌では有名な『Lancet』に掲載されてました。
『迷走神経刺激療法』について調べてみたら
脳から降りてきた迷走神経に首の辺りで電極を巻き付けて
電気刺激を入れるみたいなんです。
となると
どういうことになるんかな?
そこの詳しいメカニズムは
よぅ分からんのんですけど、
副交感神経が優位になるんかな?
まぁそれで
てんかんとか腕の運動機能障害に
良い影響が出ると。
これって
はりやおきゅうで
再現できそうな感じがします。
事実、
脳卒中なんかで
腕が動かんくなった方の治療で
はりやおきゅうが効果を上げとる
メカニズムの解明につながるかもね。
とまぁ
そんな風な考えで治療をしとる訳ではなく、
東洋医学的には
気・血・津液がめぐらんなっとるけぇ
腕が不自由になっとると考えて、治療を進めていきます。
それで
改善するんですがね。
科学と結び付けて考えるんも
なかなかおもしろいもんで♪
今日はそんな
他愛もないお話でしたが、
リハビリ+はり・きゅうも効果ありますよ♪
という宣伝でもありました。
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