まだ論文にはなっとらんのんですが、
世界消化器癌学会で報告された
英アバディーン大学のSarah Perrott 氏らの研究報告より・・・
抗菌薬の多用が大腸がんのリスクを高める可能性があり、
とくに若い人達においてその影響が強い。
この研究は
スコットランドの200万人規模の医療データベースを用いて、
大腸がんと診断された8,000人と大腸がん出ない人とで
抗菌薬、いわゆる抗生物質の使用状況を比較したんじゃそうです。
抗生物質ってのは
細菌に効くんですけど、
何かしら
細菌に感染して
病気が発症した時には必要なんですが、
残念ながら
腸内に住む細菌、
いわゆる
腸内細菌もやっつけちゃう・・・
んですよね。
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最近では
腸内細菌のバランスが
健康にとって重要なんて言われてますが、
抗生物質で
腸内細菌でやられちゃうと
いろいろと不都合が出ることも・・・
今回の研究からは
抗生物質を使えば使うほど
大腸がんのリスクが高まって、
とくに若者では強く認められて
リスクが50%高くなるコトが分かったと。
さらに
右側の大腸、上行結腸に
多く見られるコトが分かったと。
もうひとつ言ゃぁ
抗生物質の中でもキノロン系とスルホンアミド/トリメトプリム系といった
広範囲に効く抗生物質で発がんリスクに関連していたそうです。
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ただ
今回の研究だけでは
なんでなんか?は分かりかねる・・・と。
でも
おそらくは・・・
必要な腸内細菌までやっつけちゃうことで
お腹の中のバランスが崩れちゃうんでしょうよね。。。
こういう話をすると
抗生物質は悪だぁ!!
みたいな話になりかねんのんですが、
必要な時には必要じゃと
個人的には考えております。
つまり
不必要に使わない!ことが大切で、
必要な時には
バシッと必要な分だけ使う。
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これまで
カゼをひいたから
予防のためにあらかじめ使うなんていう
不必要な投与ってのがけっこうありましたんで、
そういうのを減らしていって
きちんと精査してから使うようにね。
そういう流れを
作っていきたいもんですし、
普通のカゼなんかは
東洋医学でキッチリ対応できますんで。
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