新型コロナウイルスに対する
治療法もいろいろと開発(?)されてきて
救える命も増えてきているようです。
医療の現場、最前線では
日々、検討、工夫がなされて
どんどんアップデートされとるんです。
じゃけど
感染者がどんどん増えれば
治療すべき患者さんの絶対数が増えてくる訳で
我々、ひとりひとりも締めるべきは締める
行動を取っていかんといけません。
いろんなご意見が
あろうかとは思いますが、
医療の現場で
必死に戦ってくださってる医療従事者の皆さまは
この2年近く
不眠不休のような状態で戦い続けてくださってる訳ですから。
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そんな治療法のひとつに
抗体カクテル療法というのが
8月くらいから使われ始めました。
軽症、中等症の方向けで
重症化を防ぐ効果があるそうです。
原則、
発症から7日以内に投与する必要があるんですが、
基本的には
点滴で身体に入れてくんで
入院患者さんのみが投与対象となってます。
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全国各地で使い始めとるそうなんですが、
発症から3日以内に投与を受けた患者さんは
4日目までに熱が下がって倦怠感などの全身症状も改善、
発症から6日目とか7日目に投与を受けた患者さんでは
改善しにくい傾向が見られとると。
現場のお医者さんの感覚でも
早ければ早いほど効果がありそうだと。
解熱剤と違って
熱がいったん下がれば再上昇もなく
早期退院につながりそうなんで
とにかく早く
投与できる体制を作れれば・・・と。
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ただこの薬は
当面は供給量に限りがあるため、
国が全量を買い上げて
医療機関に配分するという形で供給されています。
さらに
配送のシステム上、
平日は申請すれば
翌日には届くんですが、
土・日、祝日は配送されず
金曜日に申請した場合は翌、月曜日に配送になって
治療が遅れてしまう・・・
そんな問題も横たわってたりします。
先ほどもお話ししましたが
この薬は30分くらいかけて点滴で投与するんで
入院患者さんだけが
治療対象になっとるんですが、
これは現在、承認されとらんのんですが、
皮下注射という方法で投与しても効果がありそうだと。
これが可能ならば
外来という方法でも治療が可能になってくる。
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だったら
皮下注射という方法も認めて欲しい!!
と、ついつい思っちゃうんですが、
医療は
やはり慎重に対応する部分も必要なんですよね。
入院患者さんであれば
投与した後に何かあってもすぐ対応できる訳です。
じゃけど
外来患者さんで投与した後に帰宅して
そこで何かあっても対応が遅れてしまう可能性もある。
そこらへんのシステムを
整える必要もあるけぇなんです。
こういった
緊急事態なんじゃけぇ、例外的に・・・
という思いも分かるけど、
それでも
逸脱しちゃイケン部分もある。
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この辺のバランスですよね。。。
慎重かつ大胆に・・・
と、言葉で言い現すんは簡単じゃけど、
実行しようと思えば
そこにはなかなかの難しさがある。。。
少なくとも
現行のシステム上、
基本的には
入院患者さんのみが対象な訳ですから、
感染者が増え続ければ
自宅療養者がどうしても増え続け、
抗体カクテル療法で
救えるはずだった命を救えなくなるという
悪循環が生まれても仕方ない。
ですから
我々、ひとりひとりも
締めるべきは締めて行動を戒めんとね。。。
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ひとりの個人としてなら
感染しても症状が軽ければ
ただのカゼでしかないんじゃけど、
もし万が一、悪化すれば
どうしても病院にお世話になる訳ですし、
そういう人が増えてくれば
一定数、重症化していく人はどうしても増える訳です。
自分自身のこともそう。
身の回りの大切な人のこともそう。
さらに視野を広げて
顔も知らない誰かのことも
頭に思い浮かべて・・・
モヤモヤしたり
飽き飽きしたりする気持ちも
痛いほど分かりますけど、
いまいちど
締めるべきは締めて行動を戒めませんか。
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