日本人選手の活躍で
けっこう盛り上がった
北京冬季五輪も最終日。
政治的な駆け引きや
不可解な判定なども混ざって
いまいち不完全燃焼な感じもなくはないんじゃけど、
それでも
アスリートの超人的な肉体に熱くなった方も
多かったんじゃないでしょうか。
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ワタクシ、
個人的には間違いなくそのひとりです♪
さて
そんな北京冬季五輪に大きな影を落としとるんが、
ロシアから個人資格で出場した
フィギュアスケート・女子の選手のドーピング問題。
そもそも
ロシアが
国家としてではなく、個人資格で出場しとるんは、
これまで数年に渡り
ロシアのドーピングを取り締まる機関が組織的に不正を働いとったもんで
そんな国は信用できんので
選手個人が身の潔白を証明できた者だけに
出場資格を与えとるという流れがあります。
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簡単に言ぅと
世界から厳しい目を
ロシアの選手には向けられとるんです。
ほいじゃのに、
なぜ?トリメタジジンという
これまでも摘発が相次いだ薬物が検出されたのか?
彼女は
世界のトップアスリートで
こういったレベルの選手に
抜き打ち検査が行われるコトは通常のコトです。
それこそ
抜き打ち検査なんで
いつ、どこで、実施されるかは明らかにされていません。
ですから
1年365日、いつだって
禁止されとる物質を身体内に取り込まないように
気を付けているハズなんですが・・・
もちろん
それでも目をかいくぐるように
ドーピングをするコトもありますが、
トリメタジジンは
これまでも相次いで摘発されとる
ある意味、メジャーな薬物なんでね。。。
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ただまぁ
この選手の身体内から検出されたコトだけは確かです。
おそらく
12月に行われた抜き打ち検査の結果で。
こうなると
出場停止処分が下され
そもそも
北京五輪に出場できなかったハズが
なんでか分からんけど
団体戦を戦った後になってこの結果が出てきた・・・
通常ならば
1週間以内に結果は出とるハズなのに。。。
それで
こんな混乱が巻き起こっとるという状況があります。
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結果が遅れた理由を
ロシアのドーピング機関は
新型コロナによる混乱と言ぅとりますが、
世界アンチドーピング機関は
そういったことも踏まえて対策を取ってきており、
そんな理由は
考えられにくい状況なんですが・・・
さらに
いったんは出場資格停止処分を下したものの
異議申し立てにより
すぐに解除しているのにも
おかしさが付きまとう。。。
そこで
世界アンチドーピング機関はスポーツ仲裁裁判所に訴え
出てきた裁定が
16歳未満というコトも考慮し、
出場資格自体は認めるというコトになりました。
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16歳未満は保護対象であって、
自分の意思でドーピングをするとは考えにくいなどの理由から
そういう規程が
ルール上あるにはあるんですが・・・
ただ・・・
他の選手からすれば・・・
ですよ。
彼女は
世界最高の選手と言われとります。
本人の意思かどうかには
同情の余地を持ったとしても
同じ舞台で戦うには
不満を持つ選手がいても何も不思議じゃない。
いろんな
不思議が絡み合った今回の一件。
まだ答が出てきておりません。
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選手本人も
周りの選手も。
また
それを見守っとる我々も。
モヤモヤして
心から楽しめない・・・
できるコトなら
こういった状況が最初から起きないコトが大切。
そのために
スポーツ・ファーマシストとして
これからもドーピングはダメ!!と
伝え続けていきたいな・・・ と。
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