現代の育児って
孤独になりやすいし、
育児情報があふれ返っとるコトで
逆に不安に陥りやすかったりしてるんじゃないかなぁ・・・
それがひいては
産後うつに悩まされる方が増えとる原因のひとつかなぁ・・・
なんてコトも感じてたり。
それとはまた別に
昔に比べて母乳で育てる方も減っていて。
それが
産後うつの引き金になっとるんかも・・・
というお話。
中国の台州学院のMengjie Xia 氏らの研究によると・・・
母乳育児により産後うつのリスクが14%低下していた。
母乳育児を行わなかった場合と比較して、
母乳のみで育児を行った場合では、産後うつのリスクは53%低下していた。
母乳で子育てすると
産後うつのリスクは低下するというお話。
確かに
これは東洋医学的にも理に適っとって、
赤ちゃんに乳首を吸われると
お母さんの緊張は緩むんです。
東洋医学的に言ぅと
この緊張っていうのは
肝の疎泄という
全身のめぐりを盛んにする働きが過剰になっとる状態のコトで、
産後のお母さんは
この肝の疎泄がある程度高まっているコトで
全身のめぐりを良くして
母乳も作りやすぅなっとるし、
少々、疲れとっても
育児を頑張れる訳です。
つまり
産後のお母さんが肝の疎泄が高まって
ある程度、緊張しとるんは正常なんじゃけど、
これはあくまで
ある程度までなんです。
これが
最近の育児では
孤独や不安感などが大きぅなりやすいコトで
肝の疎泄が高まり過ぎに、
つまり
緊張し過ぎになってしもぅて
全身のめぐりが停滞してしまう・・・
これが
東洋医学で言う
産後うつのメカニズムなんです。
もっと分かりやすぅ言ぅたら・・・
水が出てきよるホースの口を
ある程度圧してあげると勢いよく水が出てきますけど、
ホースの口が潰れるくらい圧してしまうと
水が出てこなくなりますよね。
これです。
難しいコトをあれこれ言っちゃいましたが、
母乳で子育てすると産後うつを回避しやすぅなります。
そういった意味でも
母乳育児をオススメする訳ですが、
さまざまな理由があって
それが叶わない方もいらっしゃる。。。
で、
この研究でもうひとつ良き情報がありまして、
母乳育児の期間が1ヶ月超では
産後うつのリスクが37%低下していた。
つまり
1ヶ月ちょっとだけでも頑張ってみませんか?
完全母乳でなく
部分的に行った場合でも
リスクは下がってましたし。
もし
母乳が出にくい場合は
東洋医学でサポートいたしますし、
さらに言えば
産後うつになってしもぅても
先ほどのメカニズムを逆算していくことで
東洋医学で治療できますんで
もし何かありましたら
いつでもお気軽にお声がけください。
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