薬には
いろんな形があります。
たとえば
錠剤やカプセル剤、砂糖でコーティングされた糖衣錠、
その他にも
粒の大きめな顆粒剤に小さめのサラサラな細粒。
あと
液体状のモノなど。
これらの形は
適当に作られとる訳じゃのぅて
それぞれに
意味があって
その形になっとるんです。
最近では
形だけじゃのぅて、
その中に
さらなる工夫がこらされとって
より的確に狙ったように
効かせたい所に効かせたいタイミングで
薬が届くようなモノもあったりします。
ところで
漢方薬って聞くと
どんな形をイメージしますか???
時代劇で出てくるような
煎じ薬をイメージしますか?
それとも
銀色の袋に包まれた
エキス剤をイメージしますか?
他にも
銀玉鉄砲とかBB弾くらいの丸剤ってのもあるし、
漢方薬にも
塗るタイプの薬もあります。
無論、
漢方薬の形にもきちんと意味があって、
本来、あるべき姿ってのがあるんですが、
お医者さんで処方してもらう
漢方薬のほとんどは
粒がそこそこ大きめのエキス剤が
ほとんどじゃないでしょうか。
エキス剤って言ぅのは
煎じ薬を濃縮、乾燥、粉末化したモノで
携帯のしやすさ、飲みやすさなどの観点から
漢方薬の普及に大きく寄与してくれました。
また
子どもや高齢者など薬に敏感な人に
少しずつ使ってみるなんていうやり方にも便利だったり。
さらに
見えんトコロの話ではありますが、
漢方薬に使う生薬ってのは
自然由来のモノが多いんで品質のバラツキを減らせたり
変質を抑えることができたりとメリットもあるんです。
しかし
たとえば香りが効き目を
左右するような漢方薬の場合、
エキス剤にすると
乾燥、粉末化する時に
香りが飛んでいってしまう・・・
つまり
効き目が弱っちゃう・・・
そういったコトもあるんです。。。
で、
なにより煎じ薬のメリットは
さじ加減が有効に使えるってコト。
体力のある人、ない人、
抵抗力がある人、ない人なんかで細かく調整していくことで
その人にぴったりの漢方薬をご用意できるんです。
さらに
ご自宅で煎じてもらうコトで
患者さん自身が
治療に参加しとるという自覚を持っていただきやすぅなって
それこそ
治療効果が上がるなんていう副作用もあったり♪
というコトで
漢方薬にもあるべき形が大切!
ってコトもあります。
エキス剤だから
飲めるってコトもありますから
全否定するつもりはないんですが、
時と場合によっては
煎じ薬をオススメすることもありますんで、
よぅ分からんコトは
いつでもお気軽にご相談ください♪
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