抗不安薬と呼ばれる薬は
ご存知でしょうか?
○○ゾラムとか
○○ゼパムなんていう名前の薬が
代表的な薬になります。
エチゾラムとかロラゼパム、
ブロチゾラムやらフルニトラゼパムやら。
これらの薬を専門的には
ベンゾジアゼピン系 (BDZ系)なんて呼ぶんですが、
これらの薬は
抗不安薬と呼んだり
睡眠薬と呼んだりもします。
抗不安薬も睡眠薬も
作用の仕方はほぼ同じで
抗不安作用と睡眠作用のどちらが大きいかによって
呼び名が変わる感じです。
で、
最近に始まった訳じゃないですが、
特に近年、
ストレスの多い昨今のせいか、
いわゆる
不安症を抱えとって方も
多くなってきとると思います。
そういった方に
抗不安薬を使うんじゃけど、
実は
この抗不安薬ってのが
不安症の主たる治療薬にならない・・・
なぜなら・・・
長期的には
効果がほぼないコトが分かっとるから・・・
じゃぁなんで
抗不安薬って呼ぶの?
って思うでしょ?
なぜなら
実際に不安は抑えるからです。
不安は抑えるんじゃけど
不安症は治せないっていう
不思議な薬が抗不安薬。
もう少していねいに言ゃぁ・・・
短期的には
不安を抑えるんじゃけど、
長期的には
依存性によってやめられんくなって、
耐性によってだんだん効かんくなっていって、
飲むのをやめると離脱作用が起きて
不安感が生じるという厄介な副作用が出てくるという
それって
薬なのか?な
薬なんです。。。
デメリットばかりを
あげつらうとこうなるんですが、
もちろん
有用な場面もあるんで
そこは忘れないでくださいね!
でもね、
こんな薬が
漫然と処方されとる現実はね・・・
この辺りが
東洋医学との考え方の違い。
東洋医学的には
不安を抱えとって時には
五臓六腑のバランスが崩れとるんで
そのアンバランスを整えていけば
立ち直ってイケると考えます。
詳しいトコロはケースバイケースなんで
今日は割愛させていただきますが。
それと
もちろん
不安に陥る原因・要因があれば
その原因・要因を解決してくコトも
併せて考えますがね。
ざっくり言ぅと
とりあえず不安を抑える西洋医学のやり方と、
心と身体は密接にリンクしとるもんなんで
まずは肉体的な根本を建て治していこうという
東洋医学のやり方。
どちらのやり方がお好みですか???
いつも言いよりますけど、使い方じゃと思うんですよね。
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