多くの人が
悩んでらっしゃるであろう血圧。
上が140mmHg、下が90mmHg以上になると
高血圧症と判断されます。
なんで
血圧が高いとイケンかと言ぅと、
狭心症や心筋梗塞、心不全などを起こして、
脳梗塞や脳内出血などの脳血管障害や認知症になる
リスクが高まるからと言われとります。
血圧の上が140mmHg以上の人は
現在、4,300万人おると推定され、
これは実に
日本の全人口のおよそ3分の1にものぼります･･･
3人に1人は
高血圧が遠因で死ぬるコトになるようですね｡｡｡
こういう話を聞かされると･･･
そりゃ血圧を下げんとイケン！
って気持ちに駆られますよねぇ｡｡｡
けど、
かつての血圧の基準値なんて
年齢 + 90まで正常値とされとったんですよ。
60歳の方なら149mmHgまでは正常。
80歳の方なら169mmHgまでは正常。
なんなら
100歳の方なんて189mmHgでも正常｡｡｡
元総理の吉田 茂さんの血圧なんて
首相在任時、230に達する時もあったなんて
言われとりますが、
89歳で
穏やかな最期を迎えてらっしゃる。
ちょっと
極端な例を並べちゃいましたが、
それでも
加齢とともに血圧が高ぅなるんは
ある意味、
自然の摂理じゃと
ワタクシ、個人的には思ぅとるんです。
というのは･･･
若い時なら
心臓から押し出される血液も
勢いをもって全身をめぐるでしょうけど、
年齢を重ねると
どうしても勢いも落ちちゃうじゃないですか。
その分、
血圧を上げるコトで
重力に逆らって脳の方にも
血液をめぐらそうとするんが
自然の摂理じゃないかとね。
もちろん
脳内出血などの既往歴がある方や
腎機能障害がある方ってのは
血圧が高いってのは
かなりリスクが高まるんで
ある程度、
下げた方がえぇとは思いますけどね。
今みたいに
何でもかんでも血圧を下げよったら
脳に充分な酸素や栄養がいかんけぇ
それで
ボケてしまう人が増えとんじゃないかなぁ｡｡｡
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