水分をたくさん飲みましょう!
なんておっしゃる方が
けっこういらっしゃる・・・
お医者さんでもいらっしゃる・・・
これだけ涼しぅなってきて
普通に生活しよったら
そんなに汗をかく季節でもないんで
とくに冬場は
そこまで頑張らんでも・・・
いや
汗をかく夏場でも
頑張って飲む必要はない!!
と、ワタクシは考えております。
血液がドロドロになるとか便秘の解消に!
なんて、言われるみたいですけどね・・・
まず
水分不足によって
血液がドロドロになるって
急性胃腸炎とかで
下痢や嘔吐を繰り返したり
汗をかき過ぎて脱水状態になっとるんなら
飲んだ水分は
血液に入っていきますが、
そんな
非常事態でもない限り
血液に水分が染み渡って
血液がサラサラになんて絶対になりません!
そんなコト言ぅとる人は
身体に対する知識がない人です。
お医者さんでも
そんな風に言ぅとって人おりますが、
きっと学生時代に居眠りでもしとって
その部分の勉強をしとらんのんでしょう。。。
医学を志した方なら
誰でも知ってるような
浸透圧の話なんですけどね・・・
次に、便秘。
成人では食事と飲み物で
1日に2〜2.5Lくらいの水分を摂ります。
そこへ
唾液、胃液、膵液、胆汁などが加わって
小腸に入る時には約8.7Lに増えとりますし、
小腸で約7.8Lの小腸液が加わって
約16Lまで増加しますが、
同じく小腸で
約15Lの水分が吸収されるんで
小腸を出る時には
約1Lにまで水分は減少。
さらに
大腸では約0.9Lの水分が吸収されて
最終的に糞便中の水分は約0.1L。
つまり100mL。
コップ半分くらいになるんです。
じゃぁ
口から飲む水分を増やせば
糞便中に残る水分は増えるのか?
と言ゃぁ、さにあらず、
小腸から吸収されて
おしっこで出て行くために
大量の水分を飲んでも
脱水があるなど緊急事態以外では
糞便の硬さに影響ないんです。。。
というコトで
水をたくさん飲んでも
血液はサラサラにはならんし、
便秘も改善しませんし、
なんなら
これからの季節は身体は冷えるし、
水分過多になって体調不良に陥るだけです・・・
というコトで、
水分の飲み過ぎにはお気を付けくださいね!
もちろん
水分は必要なんですよ。
あくまで
飲み過ぎにね。
だいたい
食事などで1〜1.5Lくらいは水分が入って来ますんで、
水分として飲むにはせいぜい1Lくらいかな。
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