ワタクシ、
五体満足にここまで来てますんで、
何かしらの障がいを抱える方の
気持ちは正直、分からんのんですが･･･
先天性の重度難聴だった少年が、
画期的な遺伝子治療によって生まれて初めて音を聞いた。
この少年は
11歳の男の子。
音の振動を脳に送る
化学信号に変換するのに
必要なタンパク質が作れないそうで。
その原因が
遺伝子異常によるモノらしい。
ちなみに
この遺伝子の欠損は極めてまれで、
先天性難聴のうち1〜8%くらいなんじゃそうです。
そこで
遺伝子を導入したトコロ、
このタンパク質を作り始め
正常に機能するようになって
音が聴こえるようになったと。
治療を受けて4ヶ月、
軽・中等度の難聴にまで改善しとるそうです。
先天性難聴の方が
遺伝子治療を受ければ
みんなが聞こえるようになる訳じゃないでしょうが、
遺伝子の異常による病気を抱える方達にとって
希望の光になる話じゃないかなと。
こんな形の治療の臨床試験が
世界中で行われつつあるようで、
すでに
子ども数人の改善例が報告されとるそうなんですが、
聴力がどの程度、改善してくるのか？
年齢によって違いが出てくるのか？
改善した聴力は何年も維持されるのか？
などの課題と言ぅか
未知な部分もあるんで、
まだまだ
検討は必要な部分があります。
でも、
初めて音が聴こえたって
どんな感じじゃったんじゃろぅか？
感動したんじゃろぅか？
それとも
もしかしたら、うるさかったとか？
五体満足で
元から備わってたワタクシには
分かり得ないモノじゃけど、
こういった話を見聞きすると
五体満足なコトはけっして普通ではなく、
ありがたいコトなんじゃなと。
与えてもらったこの身体を大切にせにゃぁね
なんて
少しの間だけじゃけど、
殊勝な気持ちになります。
この気持ち、持続させんとね･･･
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