最近は
ウイルスに効く抗生物質も
増えてきとりますが、
いわゆる抗生物質の多くは
ウイルス感染には効き目がありません。
なぜなら
ウイルスと細菌というモノは
別物であって
多くの抗生物質は
細菌に効く薬じゃけぇです。
つまり
ウイルス感染で発症するコトの多い
カゼには抗生物質は無意味なんです。
にも関わらず・・・
咳の治療に
抗生物質が投入されるケースが
よくある・・・
これは
万が一、細菌感染によるモノじゃと
イケないという危険回避の目的で
まぁとりあえず
抗生物質をぶち込んどけば
悪くはならんじゃろぅ・・・
ってな
安易な考え方が
まだまだはびこっとるけぇ。
(また、ウイルス感染により体力を奪われ、
そこから細菌感染に移行するという
2次被害を防ぎたいという思惑もあるようです。)
なんですが・・・
たとえ
細菌感染が原因の咳でも
抗菌薬により
咳の重症度や持続期間を
軽減できない可能性があると。
米・ジョージタウン大学 医学部家庭医学分野の
Daniel Merenstein 氏らが報告してました。
あくまで
臨床現場での感覚ですけど・・・
それってあるある!
と思っちゃいました。
理論的には
細菌感染が原因ならば
細菌に効く抗菌薬を使えば
早ぅ良くなるってのが相場でしょうが
なかなか治らんね・・・って患者さんは
けっこうおってんですよね。
もしかしたら
抗菌薬の種類が合ってないんか?
とか思ってましたけど、
それだけで説明できんケースも
多々、経験してきたんで、
こういう報告が出てくると
やはり、あるんじゃねと合点がいくと言ぅか。
こういった時には
東洋医学の考え方の方が
巧く行くコトも多いんです。
咳が続くんは
熱あるいは冷えが
呼吸器系にこもっとるけぇであって、
この呼吸器系にこもった
熱か冷えを取り除ければ
咳は良くなってきます。
あと
その熱と冷えが
どこから来とるかっていう
根本的な原因のトコロも併せて
治療しとかんとイケンですが。
おそらく
抗菌薬で細菌感染を叩いても
後遺症と言ぅか
熱とか冷えが残っとるんでしょう。
それは
抗菌薬じゃどうにもならんし、
そもそも西洋医学に
呼吸器系の熱や冷えがこもるなんて
発想がないんでね。。。
こういった時は
東洋医学がお役に立てるかなと。
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