東洋医学では
気、血、津液(しんえき)という3つの物質が
身体中をめぐるコトで
五臓六腑や組織を養い、
不要になったモノの排泄にも関わるコトで
生命を営んでいると考えとります。
また、
血や津液は
五臓六腑や組織から出てくる
何かしらの物質を乗せ、運ぶコトで
五臓六腑や組織の間での
情報伝達にも関わっており、
相互に協調して働くコトで
身体全体のバランスを取っていると。
その変化を
脈から読み取って、治療に活かしとるんです。
これを
現代医学の話で置き換えると、
血や津液に溶け込んどる物質が
どんな状態か分かれば、
きっと
身体の中の状態も分かって
治療がもっと巧くいくんじゃないかと。
勝手にそんなコトを妄想しているんですが･･･
米・デューク大学医学部 病理学・整形外科学教授の
Virginia Byers Kraus 氏らの研究で
変形性膝関節症(膝OA)が
X線で確認できる状態になる少なくとも8年前に、
血液検査によってその兆候を検出できる可能性がある。
って。
変形性膝関節症って
O脚だとかX脚だとか言われて
膝の関節が変形して、
ヘタすると
歩くコトもできなくなる･･･疾患。
日本でも
自覚症状のある人で1,000万人。
潜在的な人も含めると
3,000万人もいるとされて、
完治させる方法は
現時点ではないそうです。
はりやおきゅうで
変形は治らないものの
痛みは改善して
日常生活は問題ないくらいにはなりますが、
変形が判明する8年も前から兆候が見付けられれば、
予防策を打てる♪
残念ながら･･･
ワタクシの実力では
脈を診てみても8年も前に見付けるコトはできませんが、
血液検査で
見付けられるようになったら♪
科学の力って素晴らしい♪
トコロもあるよねぇ♪
こういうのは利用しない手はない！
病院で良くなる病気は病院で！
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
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