5組に1組のカップルが
受けとると言われる不妊治療。
悩んどる方も含めれば
3〜4組に1組くらいは不妊に悩まされとっても
不思議じゃない・・・
いろんな要因が
複雑に絡んどるんでしょうが、
いずれにせよ
何かしらお手伝いできれば・・・
と思い、
東洋医学的な治療でなんとかできないか?と
日々、学びの繰り返しです。
そんな東洋医学の
妊娠・出産に対する考え方をお伝えし、
治療と同等に大切な養生に
お役に立ててもらえればなと。。。
妊娠・出産に関わる根本は
総じて気と血が大切じゃと
東洋医学では考えとります。
目には見えんけど
全身にエネルギーを巡らしよる気と
全身に酸素や栄養などを巡らしよる血が
子宮や卵巣などの生殖器周辺で
しっかり巡っとくコトが大切じゃと。
その気と血は
脾胃(現代的に言えば消化器、胃腸)で
飲食物から作られるんじゃけど、
全身を巡る分以上に
余った分があれば、
身体の正中、お腹側にある
任脈(にんみゃく)と
身体の正中、背中側にある
督脈(とくみゃく)に蓄えられ、
さらに
任脈と督脈も満たされとったら
気と血がさらに
精(せい)というモノに変換され、
任脈と督脈の
真ん中と言いますか、間と言いますか、
そこにある
衝脈(しょうみゃく)に
蓄えられるようになります。
先ほどは
妊娠・出産に関わる根本は総じて気と血が大切じゃと
お話しましたが、
実は・・・
この衝脈に蓄えられとる
精がけっこうキモになるんです。
というのは
妊娠までは
気と血だけでも
ギリギリなんとかなる場合もあるんじゃけど、
妊娠してから
お腹の中で成長してくには
精が充実しとかんとイケんのですよ。
つまりは
普段使いの気・血だけでは
足りんで、
余剰分の気・血を
妊娠する前にはしっかり作っとかんと
出産まで辿り着かんのです。
ちょっとだけ
専門的な言い方すると、
気・血の余剰分をたっぷり作っといて
衝脈に精という形で蓄えとかんとイケんという
言い方になります。
というコトで、
普段、何をすればえぇか?
と言いますと、
バランスの良い食事を
日々、腹八分目で胃腸をいたわりながら
しっかり、きちんと食べて、
無駄使いせんように
イメージで言えば、
男性の7〜8割くらいの労働に止めといて、
さらに
午後10時〜午前2時の間の
最低、2時間は挟んだ上で
6〜8時間の睡眠を
しっかり取るようにする。
できれば
過剰で変な気遣いも
気を消耗しちゃうんで、
楽しく、のびのびとした心持ちで
日々、過ごせれば、なお良し!
ってまぁ、
理想の暮らし方で
これらをすべてを
実践できんとは思うんですけど、
まずは食事。
次に睡眠。
からの仕事量。
こんな感じで
優先順位を付けながら
ひとつずつ積み上げていきましょ。
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
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