人は独りで生まれ、
独りで死んでいく。
無量寿経という
仏教の経典の中に
独生独死(どくしょうどくし) 独去独来(どっこどくらい)
という一節があるそうです。
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こう聞くと
非常にもの悲しい気分になりそうですが、
本当の意味は
他者に依存しない
揺るぎのない自分を持てるようにしなさい。
そういう教えじゃとか。
揺るぎのない自分を確立する
なんてのは
なかなか難しいかもしれませんが、
他人のせいにせず、
自分の人生を自分で引き受ける覚悟を
生涯をかけて持てるように努力しなさい!
なんていう、意味合いなんでしょうかね。
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また、
それと同時に
人との関わり合いを
否定するものではないんだそうです。
米・カリフォルニア大学 サンフランシスコ校 (UCSF) の
Ashraf Abugroun 氏らの研究によると・・・
孫と頻繁に遊べば
死亡リスクが18%ほど低下し、
社交クラブやスポーツクラブに参加すれば
死亡リスクが28%ほど低下する。
ボランティアや慈善活動では
死亡リスクが51%も低下するコトが分かった。
つまりは
社会との関わりは寿命を伸ばしてくれる
ってコトではないでしょうか。
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実際、
どう考えたって
人は
他人との関わりをもって
暮らし、生かされています。
現実社会では
人は独りでは生きていけないでしょう。
誰かに助けられ、
時に自分が誰かを助けながら
生きているハズです。
高齢になると
出不精になられる方も多くなる。
それでは
生きていけないのが人間です。
さりとて
誰かに依存しっぱなしになっては
ダメなんだよ!と。
東洋医学で言ぅトコロの
バランスを巧く取りなさい!
というコトなんでしょう。
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じゃけぇ
ボランティアとか慈善活動のような
誰かのためにっていう
社会との関わり方ってのは
めぐりめぐって
自分のためにもなって
バランスの良い生き方につながって
死亡リスクも
よく下がるんじゃないんですかね?
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