ゴシュユ
ご存知ですよね???
えっ!!
ご存じないっ!?
ですよね。。。笑
国内では珍しい、
漢方薬の原料となる
『ゴシュユ』(ミカン科)の木の群生地が福井県高浜町になる。
町が実を収穫して成分を調べたところ、
医薬品としての品質基準を満たしていることが判明。
担当者は
『栽培面積を拡大して、町の新たな産業にしたい』
と意気込んでいる。
共同通信より抜粋
ゴシュユってのは
ミカン科ゴシュユの未成熟果実です。
直径5mmくらいの小さな小さなミカンの形で、
独特の強い臭いがあって味は辛くて苦いです。
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新鮮な果実をそのままかじると
吐くこともあるくらいじゃけぇ作用は強いんじゃろぅね。
収穫してから1年以上寝かせといてから漢方薬には使います。
漢方薬では
下腹を温めてくれるんで、
とくに
冷えによる下腹部痛とか生理痛、下痢なんかに使います。
あと民間療法的に入浴剤として使ぅたり、
昔は回虫などの駆虫薬としても使ってたとか。
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最近、日本国内では、
様々な理由で漢方生薬の栽培を試みとる地域があります。
今回の福井県高浜町の話もその流れの話のひとつ。
もともと高浜町周辺では
300種類以上の薬草などが自生しとって
2年ほど前から漢方生薬の栽培事業に取り組んどったらしいんですが、
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そんなある日、
住民の方から『あそこに薬草のようなものがある』と連絡があって、
ゴシュユの群生地がたまたま確認されたんじゃそうです。
おもしろいね♪
先ほど、
様々な理由で漢方生薬の栽培を試みとる地域があるって話をしましたが、
ひとつは農業の衰退?荒廃?
そういった事情もありますし、
付加価値のある農業の発展・発掘なんていう
事情もあります。
あとなんと言ぅても
我々、治療家にとっていちばん大きな理由は
中国産の生薬が投機対象になっとって
異常な値上がりに見舞われとるってことがあるんです。
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あと
中国の大気汚染や土壌汚染なんてのも
我々、治療家にとっては関心の大きい事情ですが。。。
そういうこともあって
ほいなら国産がえぇじゃろ♪ってことになってきとるんですが、
単純にそうでもない・・・面があることも
忘れちゃイケンのんです。
ここが
東洋医学の面白いところであり難しいとことなんよね。
というのはですねぇ。。。
漢方生薬ってのは産出される地域によって
効き方が違うなんてことがあり得るんですよ。
水の問題なんですかね?
土壌の問題なんですかね?
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とにかく
効き目がさっぱり違う!なんことが実際あるんです。。。
今回も専門機関で分析したところ基準は満たしとったんですが、
こちらが望む効果をキレイに出してくれるんか?
ここが何よりも大切なポイント。
有効成分だけに注目して分析したら基準をクリアしとっても
科学的には関心のない成分なんかも込み込みで生薬なんじゃけぇね。
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なんて
小難しい注文を付けとるようですが、
心の中では
ぜひ、巧いこと行って欲しい!!
国産で安定供給してくださったら
これほど心強いもんはないし、
土壌汚染とか変な値上がりの仕方とか
そういうもんから解放されるけぇね♪
福井県高浜町のみなさん
よろしくお願いしますね〜!!
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