世界初の
クローン牛の『のと』が亡くなりました。
享年19歳10ヶ月。
ご冥福をお祈りいたします。。。
『のと』は、
英国で生まれたクローン羊『ドリー』の技術を応用して
1998年7月に生まれました。
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当時はけっこうニュースになりましたが、
そんなことみなさんお忘れですよね。。。
ワシもすっかり忘れてましたが、
今回、ニュースを見てハッと思い出したんです。
なにせ
我が母校『近畿大学』が研究に絡んどったからです。
科学技術的には
成牛の体細胞を使った世界初のクローン牛じゃったんです。
『のと』にはふたごの『かが』がおって
こちらの方はまだ飼育中じゃそうです。
『のと』と『かが』の誕生以降、
全国各地で相次ぎクローン牛が生まれましたが
間もなく死ぬケースや流産も多い中、
『のと』と『かが』は出産も経験しとるそうで、
一般的な牛の寿命は20年程度とされる中で
『のと』はそれなりに生きてくれたことになります。
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この事実がどういったことを意味するのか?
ワシは技術に走った命の作製に
少なからぬ拒否感を持っとります。
しかし、
この世に生まれてきた以上、『命は命』。
天寿を全うしてくれる方がえぇには決まっとります。
こういった技術が
人間に応用され始めてます。
個人的には
技術革新に伴う危うさを心配しとる部分があります・・・
『牛』じゃったら
実験的に何してもえぇとも思えませんが、
『のと』が残してくれた足跡や生き様から
我々は何を感じ取るんでしょうか。。。
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