世の中には
いろんな推奨値ってのがあります。
パソコンの設定なんかでもありますし、
この時期なら
冷房の設定温度なんてのもありますよね。
他にもいろいろありますが
比較的みなさんが守ろうとする
推奨値のひとつがこれじゃぁないでしょうか?
妊娠中の体重増加。
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産科の先生の考え方にもよりますが、
だいたい9〜12kgとされとります。
これよりも
少なめをおっしゃる先生もけっこういらっしゃいます。
ちなみに海外の事情を調べてみると
アメリカ、イギリスなんかでは11.5〜16kgくらいみたいです。
これを見ると
日本の上限値が海外の下限値みたいな話。。。
まぁ
海外の方は元々のサイズ感が違うけぇ
そんななんかもしれません。。。
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ただ
世界保健機関(WHO)からは日本は低過ぎねぇ?と疑問を呈され、
もうちょい増やせ!と勧告されとることも情報として付け加えておきます。
こうなると
何が正しいんか?よぅ分からんくなってきますが、
国立成育医療研究センターなどのチームが、
10万人を越す日本人妊婦のデータを基に計算したところ、
痩せ形の妊婦に対する現行の推奨値は
軽過ぎる可能性があることが分かった。
共同通信より抜粋
現行の推奨値、9〜12kgってのは
誰にでも当てはめとる値じゃないんです。
実は
妊娠前の体格指数、BMIを基に推奨値って割り振られとるんです。
BMI:25以上の方は5〜7kg程度、
BMI:18〜24の方は7〜10kg程度、
BMI:18未満の方は10〜12kg程度
って具合に割り振られとるんです。
それが
いつの頃からか
みんな一律に9〜12kgって広まった・・・
なんなら
お医者さんも説明なしにそんな風におっしゃる。。。
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あんまり体重制限しちゃうと、
胎児の発育不良や早産などの増加が考えられます。
逆に体重が増えすぎると
妊娠高血圧症などのリスクが増加してきます。。。
ちなみにアメリカ、イギリスでは
痩せ形の方の推奨値は13〜18kgってされてます。
ぜんぜん違うね・・・
小さく産んで大きく育てる
という風潮が結構前から広まってますが、
現行の推奨値は妊娠高血圧症の予防など
妊婦さんの体重を抑えることに主眼が置かれてきましたが、
逆に
体重不足のマイナス面をあまり考えてなかった・・・
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この辺りの話は
もっと早い段階から科学的な検討されてもえかったような気がしますが、
これからどうなってくんですか???
もちろん
体重増加と合併症的なもん両方をにらみながらになりますが、
個人的には
もうちょい増やしてもえぇような気がしてます。
とにもかくにも
元気な赤ちゃんを産み落としていただくために
これからも東洋医学でお手伝いしてまいります!!
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