先週、お話した
高校駅伝界で問題になっとる鉄剤注射。
(その話は⇒『こんな監督はイヤだ!』)
いろいろ調べていた結果なのか
実は・・・
中学生でもあるあるな話だったようで・・・
高校駅伝の一部強豪校で
貧血治療用の鉄剤注射が不適切に使われていた問題で、
日本陸上競技連盟(陸連)は、
高校に加え中学、大学、社会人の競技団体に
使用実態の調査を依頼することを決めた。
読売新聞より抜粋
先週もお話しましたが、
鉄剤というのは持久力を高める効果があるけど、
身体内に過剰な鉄分が貯蔵され、
肝機能障害などを引き起こす恐れがあります。。。
長距離種目では
ハードなトレーニングのせいで貧血気味になりやすいんですが、
とくに
女子選手では生理があったり、
過剰な体重制限などにより貧血の問題が付きまとう問題です。
競技成績と身体の問題と
確かに現場では非常に悩ましい問題でしょうが、
とくに
成長段階である高校年代で
競技成績を優先するのはいかがなものか?
と強く思うのです。
人生の中で選手である時代は
半分どころか3分の1、4分の1でしょう。
とくに成長期に
順調な成長が阻まれるような状態は
一生の人生を棒に振る可能性があるのです。。。
良い成績を収めることは確かに大切なことじゃけど、
人生を棒に振ってまで大切なモノなんじゃろぅか???
日本陸連としては
中高生時代に好記録を残しても
伸び悩んでしまう選手がいる背景には、
鉄剤注射の使用があるんじゃないかと踏んどるみたいです。
そこで
来年12月の全国高校駅伝大会から
選手の血液検査結果の報告を義務づけることになりました。
さらに追加で
日本中学校体育連盟、
全国高等学校体育連盟、
日本学生陸上競技連合、
日本実業団陸上競技連合。
以上、4団体と対策協議をしていくことにしました。
陸連にも全国各地から
鉄剤注射の使用は低年齢化している
との情報が寄せられとるそうです。。。
読売新聞の取材でも
高校で鉄剤注射を打っていたという大学生の女子選手が、
『中学で打ち始めた』と証言している例もあるそうです・・・
前にもお伝えしましたが、
鉄剤はドーピング違反ではないですが、
その発想は完全にドーピング違反です。
違反しとるとか違反しとらんとか
そこだけの問題じゃないです。
あなたが指導している大切な大切な選手は
これからの日本を背負って支えてくれるひとりの人間です。
あなたの成績のためにコマのように考えとるようなら
あなたは指導者を辞めてください。
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