先日、地元紙
中国新聞に掲載されていた記事。
『インフルエンザの治癒証明書って本当に必要でしょうか?』。
広島県内の主婦(40)が編集局に声を寄せた。
『もう一度受診すると時間やお金がかかる上、
混雑する病気で別の病気をもらう心配もある』と案じる。
中国新聞より抜粋
答・・・
県内の23市町の教育委員会に尋ねると、
15市町が『不要』とし、各学校や医師の判断に委ねている市町もあった。
同・中国新聞より抜粋
ちなみに
お医者さんが書いてくれる治癒証明書ってものは、
感染拡大を防ぐ意味で学校や企業が求めるケースが確かにあるんですけど、
法的には必須でないものじゃそうです。
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呉市や三原市など5市町では
一部のお医者さんや
我が子への感染を心配する保護者が証明書を必要と訴えているため
治癒証明が『原則必要』としている一方で、
広島市や福山市など15市町では『不要』としているそうです。
三次市と廿日市市は一律の指針を定めず、
世羅町は各医療機関の判断に委ねとるそうです。
各市町いろんな対応があるようですが、
親としては正直、面倒くさい・・・
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ただ
まだインフルをもろぅとらん親側に立つと
インフルをひいた子が学校に復帰すると聞いたら
『ホンマに大丈夫?』と思ぅて
お医者さんが証明してくれとれば安心♪
なんて気持ちも分からんでもない。。。
一方、
ひいちゃった子どもの家族の立場に立てば
もうこんなに元気じゃけぇ周りにうつこともなかろうし、
早く学校に行って欲しいし、
病人の集まる病院へ出向いて他のカゼもらうんもバカらしいし、
お金までかかる・・・
っていう気持ちも分かる。
まぁ立場が変われば意見なんて変わるもんで
どちらの立場の気持ちもある程度、ご理解いただけるでしょ。
学校保健安全法施行規則ってもんの中には
インフルエンザに罹患した場合の措置が記載されてます。
その中の規定に
出席停止期間を発症した後5日を経過し、
かつ、
解熱した後2日を経過するまで休むようになってます。
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それ以降、
他人にうつす可能性がかぎりなく低いってのが基準になってます。
ここを過ぎれば
まぁ論理的に考えれば不必要じゃと思うんですよね。
それこそ
治癒証明書をもらいに行って
他の病気をもらうってことは充分に考えられるのが冬の病院の実情・・・
法定の出席停止期間が明ける前に学校に行くんなら
まぁお医者さんのお墨付きをもらうってのが
医学的には正しい方向なんかなぁ・・・
しかしね、もっと核心を突いてくとね・・・
『インフルエンザに罹ってません!!』
『絶対確実に治りましたよ!!』っていう証明をするんは
医学的にはかなり難しいことなんよ。。。
簡単に言ゃぁ
お医者さんの目分量で治癒証明書って出しよるんが実情。
お医者さんが紙に書けば安心♪ってのは
ある意味、幻想と言ぅか思い込みと言ぅか。。。
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そこで
庄原市の取り組みが面白いなと。
これも同じ記事の中にあったんじゃけど、
2009年度から治癒証明書が『不要』に。
代わりの『治癒報告書』に、
受診した医療機関名と日付、発症後の約1週間の体温を保護者が記入し、
学校に提出するルールとした。
なかなか面白いですよね♪
面倒くさいですけどね・・・
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両方の意見を取り入れて苦心の上、作った折衷案♪
まぁ20年くらい前までインフルエンザと分かった所で
治療方法も別段、なかった訳じゃし、
保育園や幼稚園、学校なんて所は
この時期、病気の巣窟ですし・・・
そりゃぁしょうがないよ。
あれだけの子どもが一所に集まっとるんですもん。
その中で
時にはカゼをもらったりしながら
だんだん強い身体になってく訳です。
もちろん
カゼをもらわんことに越したことはありませんが、
あんまり清潔、潔癖になり過ぎて過保護になっても
将来、強い身体にはなれん・・・
ある程度、
病原菌にも触れながら育っていかんと・・・
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それに
日本人は勤勉過ぎですよ・・・
カゼをひいた、もしくは家族がひいてしもぅた・・・
そんな時まで
地を這ってでも仕事に赴くっていう感覚を
そろそろ改めちゃぁどうでしょうか???
ゆっくりできる時間ができた♪
神様かなんかが休め!って言ぅとるんじゃ♪
くらいの気持ちで
まずはしっかり治すことを考えた方がえぇんじゃない???
長い人生、
1週間くらい休んでも微々たるもんじゃし、
家族との時間とか自分を見つめ直す時間はそうそう取れんでしょ?
そもそも
カゼをひいたけぇ病院に行って・・・
という感覚がワシには今でも信じられん。。。
うちなんか
ほとんど我が家で治療して病院には行きません。
子どもの場合でも
周りのこともあるけぇ検査はしてもらうけど、
治療薬は別に飲ませてません。
寝て治せっ!
って感覚です。
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現代では間違ぅとるんかもしれんけど、
そもそもカゼもインフルエンザも
基本的には自分の免疫力で治しよるんじゃけぇね。。。
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