薬って
人の命を左右するもの。
ある意味、薬は毒であり、
その毒をもって病を制しとる
と言っても過言ではない面があります。
その分、薬っていうのは
微に入り細に入りてきっちり設計されんとイケンもの。
たとえば
薬の製品試験の中に溶出試験ってのがあります。
これは
コップ一杯の水で薬を飲んだ時に
どれくらいのスピードで薬が溶け出すかを見るもんなんですが、
これが予想と違うとお医者さんは薬を使いにくい訳です。
たとえば
飲んでから30分くらいで効き始めるなって思ってたものが
実は2時間後くらいにならんと効き始めないってなると
次に薬を飲ませる間隔が
設定しづらかったりしますよね。
本来は
こんなことがあっちゃならんのです！
先月、開催された
第21回 ジェネリック医薬品 品質情報検討会で報告されたのは･･･
抗菌剤・抗ウイルス剤の
後発品12品目（有効成分ベース）の溶出試験を行った結果、
3品目17製剤で
先発品の溶出曲線と類似の範囲になかったことが報告された。
ちょっとまどろっこしい書き方をしてますが、
もともとあった薬とジェネリック医薬品を比べると
似ても似つかん挙動を示したということです。
さらに3製品については
ロットでバラついとるらしい｡｡｡
医療費増加の問題で
値段のお安いジェネリック医薬品がみなさんに推奨されてますが、
研究・開発費をかけずに薬を作って売れるジェネリックは
こういう落とし穴があるのかもしれません･･･
手を抜いちゃイケンところなんは
薬のプロなら分かるじゃろぅにね･･･
マジメに真摯に取り組んでもらわんとね。
儲けだけに走りよったら
レオ●レス●1とかその他、企業みたいにいずれ潰れちゃうんじゃないかな･･･
まっ、潰れるんは勝手じゃけど、
薬って人の命を左右するもんじゃけぇね。
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